「クラリネットを始めてみたけど、他に何を揃えたらいいのか分からない」
「クラリネットに興味があるけど、楽器意外にも何か買うものがあるのかな?」
そんな疑問を持っている方のために、今回はクラリネットの演奏に欠かせない必需品をご紹介します。
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クラリネットの演奏に欠かせない必需品たち
クラリネットを演奏するにあたって、まず欠かせないのが楽器本体ですが、他にも必要となってくるものがあります。
その中でも、最初に必ず揃えたいのが以下の4つ。
1.リード
2.スワブ
3.クリーニングペーパー
4.ハンカチ
それぞれ、詳しく解説していきます。
1.木管楽器の命! 「リード」
リードとは、クラリネットのマウスピースに装着する木のヘラのようなものです。
このリードが振動することによって音が鳴る仕組みになっています。
リードには合う、合わないがあり選定がとても大切。いいリードか悪いリードかによってかなり音色が変わってきます。
一般的によく使われているメーカーとして「バンドレン」や「リコ」があります。1箱に10本入っていて、価格は3000円程。
どのリードも見た目は同じですが、実際吹いてみるとかなりの違いがあります。様々な種類の楽器に合うように配合されているため、1箱買っても自分に合うものは1本~3本程というのが少し残念な点です。
また分厚さも2~4の種類があり、一番人気なのは「3」ですが初心者の方には薄めの「2半」をオススメします。
2.毎日のお手入れのために「スワブ」
スワブとは、楽器の中の水分を拭きとる薄い布です。クラリネットを演奏していると、必ず楽器内に唾液がたまってきます。
そのまま放置していると、足元に水滴がぽたぽたと落ちてきますし、楽器にもよくありません。
スワブはベル(楽器のおしりの部分)から通します。定期的にスワブを通すことを心がけましょう。
3.クリーニングペーパー
クラリネットにはたくさんのキィがついていますが、キィとトーンホール(穴)の間にはタンポというものが付いています。
演奏を続けていると、トーンホールにも唾液が溜まってくるので、取り除く必要があります。
スワブを通すことによりある程度はなくなりますが、管体の外まで出ている唾液までふき取ることはできません。
そんな時にこのクリーニングペーパーをタンポに挟んで水分を取ってあげましょう。
放置していると上手く音が出なくなったり、タンポの破損の原因になるので、水分がたまっていると感じたら必ずクリーニングペーパーを使用するようにしましょう。
4.ハンカチ
クラリネットを吹く際は、必ず膝にハンカチを置くようにしましょう。演奏をしていると、どんどんベルから水分が出てきます。
その都度拭けるように、必ずハンカチは膝に置いておくようにしましょう。
クラリネットに必要な必需品のまとめ:最初のうちはこれで大丈夫!
クラリネットの演奏を続けていく上で、必要になってくるものは他にもありますが、最初のうちはとりあえず今回紹介した4点があれば大丈夫です。
もしまだ持っていないものがあればすぐ揃えましょう。これからもクラリネットの練習を頑張ってくださいね。