クラリネットのいいところは? 魅力をまとめてみた!
こんにちは、今回はクラリネットのいいところと魅力についてまとめていきたいと思います。
クラリネットはオーケストラでは基本的に2本備えられ、吹奏楽ではリーダー的な存在となっています。
そんなクラリネットですが、「いい」と感じるところはどのようなところでしょうか?
それでは、見ていきましょう!
クラリネットのいいところ1つ目 見た目がカッコイイ
クラリネットのいいところ1つ目は、見た目がカッコイイという点です!
クラリネット特徴としてあげられるのが、楽器自体が「黒い筒状」ということが挙げられます。
たとえば吹奏楽に使用される楽器で考えてみると、黒い縦笛というのは同じ木管楽器のオーボエしかありませんね。
また、吹奏楽ではクラリネットはセクションごとに固まっているため、黒い縦笛に銀のキーがついた楽器がズラーっと並ぶことになります。
クラリネッットは一番人数が用意されるパートなので、スマートな見た目の楽器が多く並んでいるとそれだけでカッコイイと感じますよね!
クラリネットのこの黒と銀というシックな色合いに惹かれてクラリネットを始めた!という方もいらっしゃるので、多くの人を惹きつける外見ということが出来るでしょう。
クラリネットのいいところ2つ目 役割が万能
クラリネットのいいところ2つ目は、役割が万能というところです!
例えば、オーケストラであればソロや旋律をこなしますが、吹奏楽であればソロから伴奏まで幅広くこなします。
もちろん、クラリネットだけのソロ曲もたくさんレパートリーがあるため、役割がたくさんあるという点もクラリネットの魅力の1つだと言えるでしょう。
クラリネットだけで構成されるクラリネットアンサンブルなどではその役割をわかりやすく実感できますので、是非聞いてみてください。
1つの楽器でメロディからベースまでこなすのは魅力的!
クラリネットがメロディからベースまでこなすことができるのは、音域が広く、機動性に優れているからという点があります。
例えばの話、チューバがメロディからベースまで難なくこなせて聞き映えするかというとどうでしょうか?
もちろん、チューバアンサンブルはチューバアンサンブルなりの良さがあり魅力的ではありますが、とても心地いいかと聞かれると好みが分かれると思います。
その一方でクラリネットは音域が広く、また音色が統一されているため同じ楽器だけでも高いアンサンブル力を備えている魅力的な楽器となっています。
クラリネットのいいところ3つ目 音色が多彩
クラリネットのいいところ3つ目は、多彩な音色がだせるという点です。
クラリネットは音域別に4つの名称がつけられていて、それぞれ特徴的な音質を持っています。
シャリュモー音域では太く豊かな音を出します。吹いていても一番気持ちの良い音域でもあります。
ブリッジ音域は楽器があまりよく鳴らない音域ですがそれを生かして不思議で神秘的な音色を醸し出します。
クラリーノ音域では、音色が非常に綺羅びやかで伸びのある音色を出します。
作曲家がソロを書くとき、基本的にこの音域を狙いクラリネットの魅力を最大限に引き出そうと狙うことが多いです。
最後にアルティシモ音域ですが、非常に尖った叫びのような鋭い音を出します。
アルティシモ音域は尖ってる音色っていうけど、魅力的なの?→とっても魅力的です
アルティシモ音域ですが、クラリネットの優しい音色からはかけ離れた鋭い音が出ます。
そのため、非常に効果的に使うことができる音域でもあるのです。
人によってはこの鋭い音色が好きではなかったり、クラリネットらしくないと感じることもあると思います。
しかし、表現の一つの音色としてアルティシモ音域というのは非常に重要な役割を担っています。
綺麗な旋律だけが音楽か、と言われるとそうでもないのが芸術です。
時には奥底からの叫びや鋭い音色が必要とされる場面も存在します。
そんな時にクラリネットのこのアルティシモ音域は非常に魅力的に聞こえるでしょう。
まとめ:クラリネットは万能でいいところが多い! 魅力に取り憑かれる人が多い楽器
いかがでしたでしょうか、クラリネットのいいところについて噛み砕いて説明してみました。
クラリネットは比較的歴史が古く、レパートリーが多いのも事実です。
これを機会にクラリネットの魅力をもっと追求してみませんか?