モーツァルトの死因は好物のカツレツ!?実は卑猥な男で有名だった?
今回はモーツァルトについて解説していきたいと思います。
アイネクライネナハトムジークであれば誰もが一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
きらきら光る 夜空の星よ で有名なきらきら星も実はモーツァルトのきらきら星変奏曲が題材であったりします!
モーツァルトの時代である古典派についてはコチラでまとめています。
一生のうちに900作品も残した異例の作曲家
モーツァルトは一生のうちになんと900曲以上もの作品をあらゆる分野において残しました。
また、非常に優れた記憶力を持っており、頭の中にある音楽をすぐに曲へと書き出すことができたそうです。 一番有名な話であると、交響曲第36番の「リンツ」はわずか3日で完成させたなどのエピソードも残っています。
リンツを聞いてみるとわかるのですが、これが3日で完成は確かに天才であると騒がれるのも納得できます。
長調が多い明るい作曲家であるモーツァルト
モーツァルトの作品には長調で明るく優雅なものが多いです。
その背景には当時の芸術家の立ち位置にありました。
当時は、身分の高い人間に仕え、その人たちから依頼を受けてお金をもらい作曲家は生計を立てていました。そのため、モーツァルトの時代には必然的に明るい音楽が要求されたのです。
相当なニヒリスティックな貴族でない限り、せっかく書いてもらうなら明るい曲を贈呈してもらいたいですもんね。
死因は好物のカツレツ!? 毒殺された説も浮上?
1791年、体全体が痛み苦しい状態であったモーツァルトは自分の敵である存在にカツレツに毒を盛られ、毒殺されかけていると考え始めます。
結果的に浮腫と高熱で死亡してしまうのですが、実際はリューマチ性炎症熱であったと考えられています。
モーツァルトは幼少期から旅好きの音楽家だったため、その旅行生活の中でリューマチ性炎症熱を罹患してしまったと考えられています。
高貴にみえて実は卑猥だった一面
モーツァルトは貴族に仕えた音楽家でありながら、実は少し卑猥な一面もあったとされています。彼の残した手紙に、「ウンコ」や「尻をなめろ」などといった内容が含まれていることから、スカトロ(糞尿趣味)の性癖があったのではないかとされていましたが、下品ではあるもののスカトロの性癖があったわけではないそうです。
ただ単に音楽家が冗談として下品な言葉を発していただけということになりますね。
今でこそ「そうなんだ」で済まされる内容な気がしますが、19世紀における伝記作者たちはモーツァルトを神格化するためにこれらのことを無視して伝記をつづりました。
モーツァルトの短調の曲
明るいイメージの強いモーツァルトですが、実は短調の曲も書いているんです。
まとめてみましたので、モーツァルトの短調の世界を聞いてみてください
弦楽五重奏曲4番ト短調
ピアノソナタ第8番 イ短調