ピアノのハノンって意味あるの!?地道に練習して何が得られるのかを解説!

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    ピアノのハノンって意味あるの!?地道に練習して何が得られるのかを解説!

    こんにちは、今回はピアノのハノンを練習することに意味はあるのか?という事についてまとめてみました。

    ピアノのレッスンの定番の練習用教材として有名な「ハノン」ですが、ピアノのテクニック習得に本当に役立つのかは意見が分かれるところです。

    ハノンを練習することによって得られるもの、ハノンの具体的な練習方法についても紹介しています。是非参考にしてみてください。

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    ハノンを練習することによって得られるものはコレ!意味はある!

    難しい練習曲のようにテクニックも必要ないので、曲を弾きこなすことに気を取られずに脱力や手の形の矯正に集中することができます。

    手首や肩に余計な力を入れずに、指の力だけで弾くことのできる強い指を育てることは、非常に大切です。

     

    ハノンを利用することによって、まだ読譜力のない子どもの場合も、効率的に脱力の練習をすることができます。よって、完全に脱力した奏法と強い指を手に入れることができます。

     

    また、指を広げる練習も頻繁に出てきますので、良く広がる柔軟性に富んだ指に育てることや、一本ずつの指の独立も促すことができます。

     

    ハノンのオススメの練習法を解説!どうしたら意味を持たせられる?

    子どもの場合、ゆっくりと手の形と脱力に注意しながらハノンは練習する

    特にまだ手の小さい子どもの場合、ゆっくりとしたテンポで手の形と脱力に十分注意しながら弾きましょう。ただ手を丸くするというのではなく、自分が脱力できるフォームを見つけ、そのフォームでタッチすることを意識しましょう。

    宿題に出されたからと言って、何も考えずにただ弾いているだけという練習では何の意味もありません。

     

    ハノンは曲としては単純で面白みがありませんので、子どもの場合は特に退屈で無味乾燥な練習になりがちで、ピアノの練習が楽しくなくなってしまう可能性もあります。

    子どもにハノンの練習をさせる場合は、ある程度の集中力とやる気のある生徒に練習させるのがおすすめです。

    また、子どものためのハノン教本なども出版されていますので、そのような教本を利用するのもおすすめです。

     

    高校生以上で基礎ができている場合のおすすめなハノン練習方法

    高校生以上で、脱力などの基礎的なことが出来ているものの、超絶技巧の曲を弾くときに手が速く動かないという場合は、指を立てて1本ずつ上から振り下ろす奏法で練習するのがおすすめです。1番から15番くらいまでを、テンポは中くらいの速さで練習してみましょう

     

    上手くいけば、驚くほど指が速く動くようになることがあります。

    ただし、脱力などの基礎が出来ていない場合は指を痛めてしまうことがありますので、注意しましょう。

    ハノンの意味は大いにあり!ただし、上手く利用するべき

    ハノンの練習方法が本当に意味があるのかについては師事する先生によって意見が分かれるところですが、上手く利用すればピアノの上達にとても有効な練習が出来ると考えます。途中から出てくる音階やアルペジオの練習も、とても大切な練習です。

    しかし、フォームも無茶苦茶でガチガチに力が入ったまま、大変速い速度で何度も繰り返し弾いているだけと言う練習をしている子どもを良くみかけるのも事実です。

     

    ハノンは使い方を間違えるとピアノの練習が楽しくなくなる、集中力と音楽性を失ってしまうという結果にもなりかねません。

    ハノンの練習をする場合は、今何の練習をしているのかに意識を傾け、しっかり集中して練習するようにしましょう。

     

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