フルートは肺活量が一番必要な楽器? 初心者にとって何が難関?

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フルートは肺活量が一番必要な楽器? 初心者にとって何が難関?

今回は、管楽器であるフルートについて解説していきたいと思います。

有名な曲といえば、モーツァルトのフルートコンチェルトでしょうか

 

フルートは肺活量が必要?優雅に吹いてるように見えて実はすごい苦しい!?

フルートという楽器ですが、リードを使わないエアリード族という分類をされます。

フルートといえばどういうイメージでしょうか?

もしかしたら、女性が草原で優雅に横笛を吹いてる…そんなイメージがあるかもしれません。

そこで、自分も優雅にフルートを楽しんで演奏したい!と思って始める方も多くいらっしゃるのですが、実際に吹いてみると「酸欠で倒れそうだ!!」という状態になってしまう方が多くいます。

しかし、これはおかしなことではないのです。

苦しいのは息を自在に操れていないから!?

フルートという楽器は、唇からでる空気の束を楽器の縁に当てることによって発音する楽器です。

そのため最初のうちは息の方向をどこにしていいかの感覚を掴みにくく、音がなるように手あたり次第で息を吹き込んでしまうのですね。(これは悪いことではありません)

そこで無駄な息を多く吐いてしまうと、音は全然鳴っていないのに酸欠になるという負の状態に陥ります。これがフルートは肺活量が必要なんだと思われる要因の一つです。

勿論、管楽器であるため肺活量はある程度必要です。しかし、上手くなっていけば一番最初にフルートを吹いた時のようにすぐ頭がクラクラしてしまうという状態ではなくなります。

なぜなら、息のコントロールを習得していくからです。

(勿論長時間吹きっぱなしなどすれば多少そのような状態にはなるかもしれませんが、それは他の楽器にも言えることです)

つまり、優雅なイメージがあるフルートですが、実際に優雅に吹くにはかなりの練習を要するということですね。

フルートの柔らかい透き通ったような音色はとても魅力的です。

 

フルートの1オクターブ上の音をだすピッコロ

フルートの1オクターブ上の音をだすピッコロという楽器があります。

これは、オーケストラでは全楽器の中で最高音を担当する楽器であり、非常に重要なパートとなっています。

音色の特徴としては、小鳥のように可愛らしい音色が特徴的で高音域では突き刺さるような音色が出ます。

ピッコロの出す最高音付近の音はかなり鋭く、長時間最高音付近だけを聞いていたら耳がおかしくなってしまいそうな音です。

そのためピッコロ奏者の隣にいる人は耳がやられないように耳栓をすることも少なくないのです。(ピッコロの練習中に耳栓をする方もいらっしゃいます)

「星条旗よ永遠なれ」という曲のトリオ後はピッコロが効果的に活躍するので是非聞いてみてください。

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