フルートを中古で購入する際の注意は?メリットも大きいのでオススメ?

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    フルートを中古で購入する際の注意点は?メリットも大きいのでオススメ?

    フルートの購入を検討する際には、新品にするか中古にするか迷うところですよね。

    名器と呼ばれる楽器は、多くのアーティストの手を渡り、時代を超えて奏でられるものです。

    中古のフルートを検討することは、金銭的にも魅力的な選択肢ではありますが、いくつかのポイントに気をつけておかないと、後悔することになってしまうかもしれません。

     

    フルートを中古で購入するときはココに気を付けて!

    一般にフルートは10年が寿命と言われています。

    寿命と言っても使えなくなってしまうのではなく、「オーバーホール」と呼ばれるメンテナンスをする必要があるという意味です。

    フルートはタンポというフタで音孔を塞ぎ、空気の流れを作って音を響かせるのですが、このタンポが傷んでしまうと綺麗な音が出なくなってしまいます。

    奏者によって癖があるので、他にも部品に傷・汚れが付着したりとダメージが蓄積しています。

    それをオーバーホールをすることで、見た目も機能も新品同様に生まれ変わらせることができるのです。

    しかしオーバーホールには、数万円から十数万円のお金がかかってしまうので、「それなら新しいフルートを買って、これは中古で売ってしまおう」という方が多いのです。

    そうとは知らず、傷んだ状態のフルートを買ってしまうと、いくら練習をしても綺麗な音を出すことができません。

     

    中古のフルートを検討する際には、価格や見た目の綺麗さだけではなく、オーバーホールがきちんとされているかを確認する必要があるのです。

    メンテナンスに問題がないようでしたら、あとは納得いくまで試奏をして、自分の感覚にあったフルートを選ぶようにしましょう。

    自分だけで判断する自信がなければ、先生や友人と一緒にいったり、専門店のスタッフにアドバイスをもらうのも良いですね!

     

    フルートを中古で購入するとこんなメリットがある!

    中古のフルートを選ぶ最大のメリットは、金銭的に安く抑えられるというだけではなく、新品ではすでに生産されていない数々の名器が選択肢に入るということです。

    プロの演奏家が新品のモデルだけを使っているかというと、そんなことはありませんよね。

    ヴァイオリンにはストラディバリウスという有名なモデルがありますが、フルートにもルイ・ロットという歴史的な名器があります。

    これまで日本そして世界中のメーカーが優れた音を目指して、何本ものフルートを生産してきました。

    そのフルートにどんなこだわりがあって、どんなアーティストが使ってきたのかを調べながら、自分が次のオーナーになるフルートを選び出すのも面白いのではないでしょうか。

     

    まとめ:フルートは中古もオススメ!注意点をしっかり理解したうえで購入しよう

    中古のフルート選びは、オーバーホールがされているかどうかがポイントです。

    完璧な状態で売られている中古品は少ないという前提で、メンテナンス費用を価格に上乗せして比較検討して行きましょう。

    逆に、多少は汚れているように見えるフルートでも、オーバーホールをすることで見違えるように綺麗になることを知っておけば、思わぬ掘り出し物と出会えるかもしれません。

    新品には新品の良さがあり、中古には中古のメリットがあります。多くの曲と時間を一緒に過ごすことになるパートナー選びは、妥協をせずにこだわりたいですね。

     

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