ヴァイオリンの特徴を解説!音域はどこからどこまで?

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今回はヴァイオリンの特徴について解説していきたいと思います。

よくバイオリンと呼ばれたりもしますが、正式にはヴァイオリンですね

一昔前はバイオリンの人が多かった感触ですが、今はほとんどの人がヴァイオリンと呼んでいる気がします。

ちなみにドイツ語ではGeigeと書き、「ガイグ」と発音をします!

 

目次

ヴァイオリンの特徴

さて、弦楽器の代表格として存在しているヴァイオリンですが特徴を見ていきましょう

重音奏法

一つ目は重音奏法です

ヴァイオリンとは、高い方から順にE線、A線、D線、G線の4つの弦を弓でこすり音を発音していきます。

弓で音を出すときに隣り合った弦を平行に同時にこすることで二つの音を重なり合わせて出すことができるのが、重音奏法になります。

 

これは弦楽器特有の奏法でもあり、管楽器には出せないのでオーケストラではこの重音奏法が効果的に用いられます。(管楽器でも特殊奏法で重音は出せますが今回は除きます)

グリッサンド奏法

二つ目はグリッサンドです

グリッサンドとは音を区切ることなく、隙間なく滑らせるようにして流れるように音高を変化させる演奏技法のことをいいます。

ヴァイオリンは基本的に弦一つに対して左手で音程を変えていきますが、同じ弦の上であれば左手をそのまま滑らせることで音程を滑らかに変えることができます。

そのため、弦楽器のグリッサンドは非常に効果的であり、ピアノ、管楽器、打楽器の中で一番滑らかにグリッサンドをすることができるのです。(トロンボーンは例外ですね)

輝かしい音色

三つ目はE線による輝かしい音色です。

E線というのはヴァイオリンの4つある弦のうち一番高い音域を奏でる弦になります。

(つまりはヴァイオリン族の中で一番高い弦になります)

このE線は鋼鉄線で作られているため、音に一層の輝きが生まれます。

もっとも音が立って聞こえるため、力強く時には軋るほどではありますが、その力強さはオーケストラなどでは特に効果的に演奏され、煌びやかな音色を出すことができます。

 

ヴァイオリンの音域は4オクターブ

ヴァイオリンの音域はG3~G7の4オクターブとされています。

弦楽器の性質として、木管楽器にくらべてはるかに統一的な音色があるのがあげられますが、最高音付近はかなりキンキンとした音色になるため、実際に使われるのはもう少し狭く、最高音はCぐらいだと見ていて問題ないでしょう。

 

弦楽器の代表ヴァイオリン 様々なレパートリー

弦楽器の代表として存在するヴァイオリンであるため、歴代の作曲家たちも多くレパートリーを残しています

有名な曲をあげてもキリがありませんが、その中でもピックアップしてオススメのヴァイオリンの曲を挙げたいと思います

・パガニーニ 24の奇想曲

・エルガー 愛の挨拶

・チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲

 

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