皆さんは、朝の目覚ましアラームを何の曲にしていますか?
今回は、目覚ましアラームにクラシック音楽を設定したいけれど、何が良いか迷っている方へ向けて、気持ちよく目覚めることができる5曲をご紹介します。
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目覚まし曲にピッタリなクラシック音楽を紹介!優雅な寝起きになれるかも?
サティ作曲 「ピカデリー」
からっと明るい、おしゃれなピアノ曲です。ケークウォークという黒人のダンス音楽のような、特徴的な曲です。
名門パリ音楽院を中退したサティは、パリのシャンソン酒場でピアノ弾きをしていました。
パリには、飲食しながら歌や踊りのショーを楽しめる店が沢山あったのです。
この曲も、そこで演奏されていた1曲です。もともとはオーケストラ曲ですが、ピアノ曲に編曲されました。
ぼんやりした頭がシャキッとしそうな、軽やかな1曲です。
ヴィヴァルディ作曲 「マンドリン協奏曲 第1楽章」
朝の訪れを告げるような明るく軽快な1曲です。
マンドリンとは、イタリア生まれの弦楽器です。ヴァイオリンともギターとも違う、個性的なマンドリンの音色が心地よく感じられます。
ワクワクするようなメロディが印象的ですね。何か楽しいことが起こりそうな予感がするので、1日の始まりにぴったりです。
ヘンデル作曲 管弦楽曲集「水上の音楽」より第2組曲「アラ・ホーンパイプ」
「音楽の母」と呼ばれるヘンデルが作曲した名曲です。
ロンドンのテムズ川で船遊びをする国王ジョージ1世のために作られました。
オーケストラ奏者たちも船に乗って、真夜中に演奏されました。
正統派クラシック音楽の雰囲気が漂う、明るい音楽です。
朝の目覚めに聴けば、すがすがしい気持ちになれそうですね。
ブラームス作曲 「ワルツ第15番」
「愛のワルツ」と呼ばれ、親しまれています。
もともとはピアノ連弾曲集「4手のためのワルツ集」の中の1曲でしたが、ブラームス自身がピアノソロ用に編曲しました。
BGMとして使われる機会も多く、聴いていると優しい気持ちになれそうな美しい音楽です。
優しい曲で、ゆっくり目覚めたい方にはぴったりですね。
イェッセル作曲 「おもちゃの兵隊の行進曲」
この軽快なメロディは、日本では料理番組のテーマソングとしておなじみですね。
ドイツの作曲家イェッセルの作品です。「おもちゃの兵隊の行進曲」というオペレッタのために作曲された1曲です。
夜になると、おもちゃの兵隊たちがおもちゃ箱から出てきてパレードを始めました。
しかし、朝日が差し込み始めると、兵隊たちは急いでおもちゃ箱に帰っていきます。 その様子を描いた、可愛らしい音楽です。
まさに目覚まし音楽にぴったりですし、聴けば元気をもらえそうな曲です。
目覚ましの曲に最適なクラシック音楽:まとめ
朝の目覚まし音楽にぴったりなクラシック音楽5曲をご紹介しました。
ぜひこの5曲の中から1曲を選んで、爽やかな朝を迎えてくださいね。