クラシックは涙が出る!泣きたい時に聴くべき4曲は?

    突然ですが、クラシック音楽を聴いて、涙を流したことはありますか?

    クラシックには感動的な曲も沢山あります。

    • 涙を流すほどの感動的なクラシックを紹介!

    今回は、ロマンチックなクラシック音楽で涙したい人に向けて、おススメの4曲をご紹介します。

    目次

    涙が出るクラシック音楽4選

    ・ホルスト作曲 組曲「惑星」より「木星」

    イギリスの作曲家ホルストの代表作です。組曲「惑星」は7つの楽章それぞれに惑星の名前が付けられており、第4曲目が「木星」です。「ジュピター」とも呼ばれています。クラシック音楽の中でも有名な作品なので、聞いたことがあるはずです。

    • クラシック音楽の中でも有名な「木星」
    • 中間部のメロディが特に美しい

    有名な中間部のメロディが特におススメです。弦楽器たちが奏でるメロディが、とても美しくて胸に響きます。神秘的な宇宙の幅広さ、暗闇に浮かぶ星たちの美しさを感じさせるメロディです。自分の抱えている悩みなんてちっぽけなものだと気付き、宇宙の不思議について感じることができるはずですよ。

    ・スメタナ作曲 交響詩「わが祖国」より「モルダウ」

    チェコの作曲家スメタナが作曲した、プラハを流れるモルダウ川の美しさを表現したオーケストラ曲です。

    フルートが奏でるフレーズで曲が始まります。ちょろちょろと流れる小さな水の流れが、やがて幅広くなり、勢いよく美しい街を流れていく様子が見事に音楽で表現されています。中間部では農夫たちの結婚式のそばを川が流れていき、再び最初のメロディが戻り、喜びを爆発させように音楽は盛り上がります。

    ただ美しいだけでな、やるせない、苦い思いもメロディに込められていて、感情に訴えてくる曲です。モルダウ川の流れと共に、人生の喜びも悲しみも感じられる曲です。

    • 短調の響きが苦さを感じさせ、感情に訴えてくる曲
    • 最後は喜びが爆発し、暗から明へと前向きになれる

    ・マスカーニ作曲 オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲

    イタリアの作曲家マスカーニの代表作で、シチリア島を舞台にした男女関係のもつれを描いた悲劇的なオペラの中の1曲です。ドラマチックな歌や死闘が繰り広げられる前に演奏される、美しい間奏曲です。

    弦楽器が穏やかに奏でる、甘いメロディで曲が始まります。オーボエなどの管楽器の切ないメロディの後で、感情が溢れ出るような音楽が続きます。思いが叶わず、救いを求めるような美しくロマンチックな曲です。

    • オペラの中の間奏曲であり、甘いメロディで始まる楽曲
    • オーボエという楽器が切ないメロディを担当し、救いを求めるように聞こえる

    この間奏曲だけ取り上げて演奏される機会も多く、「アヴェ・マリア」の歌詞が付いた声楽曲としても親しまれています。

    ・ヘンデル作曲 オペラ「リナルド」より「涙流れるままに」

    クラシック音楽の基礎であるイタリア歌曲として愛されている、ソプラノが歌う歌です。十字軍の英雄リナルドを愛するアルミーナが、敵国の王に求愛されてしまった自分の運命を嘆く歌です。

    「私を泣かせてください」と繰り返し歌われ、心が洗われるような名曲です。

    涙がでるクラシック音楽を聴いて癒されましょう

    クラシック音楽にはロマンチックな曲が沢山あります。

    悲しい時も嬉しい時も、あなたの気持ちに寄り添って、癒してくれる曲が必ずあります。

    ぜひ、ロマンチックだと感じられる1曲を探してみてくださいね。

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