子供の習い事にピアノって最適?長所と短所をピアノの先生が解説!

    お子さまに何か習い事をさせようかと考え始めたときに、強く候補に挙がるのがピアノです。

    特に女の子の場合、小学校低学年ではクラスの大半の子どもがピアノを習っているものですし、女の子の憧れの習い事として検討されるご家庭も多いことでしょう。

    今回は、子どもにピアノを習わせる長所と短所についてまとめてみました。

    お子さまにピアノを習わせるかどうか迷っている人は参考にしてみてください。

     

    目次

    子どもが習い事でピアノをする長所を2つ解説!

    音符が読めるようになる

    ピアノは後々複雑な楽譜を読む力が必要になるため、音符が素早く分かるようになるための読譜のトレーニングを徹底的にします。

    そのため、ピアノを習うと小さいころから音符をしっかりと覚えることができます

    音符をしっかりと覚えることで、どんな楽譜も簡単に読めるようになります。

    読譜力がつくことは音楽をする上でとても大切なことです。

    将来どんな楽器を選んだとしても困らないでしょうし、学校の音楽の授業でもとても役立つでしょう。

     

    根気がつく

    ピアノは、毎日家で練習することが上達の秘訣です。

    そのためレッスンでは毎回宿題が出て、次のレッスンまでに練習してくることが求められます

    毎日、少しの時間でも良いのでピアノに向かう習慣をつけることで、物事に毎日コツコツと取り組む習慣が得られます。

    また、難しい課題に出会ったときも根気強く取り組むことで途中で投げ出さない根気を養うことができます

     

    一生懸命努力を重ねて弾けないところが弾けるようになった経験は自分の自信になり、今後の人生にきっと役立つことでしょう。

    子供が習い事でピアノをすることによる短所

    毎日家で練習しなければならない

    ピアノは、毎日家で練習をすることが必須になる習い事です。

    これを上手く活かせば人生の財産ともなる努力する力を身に着けることができるのですが、忙しくて毎日練習することが難しいという家庭の場合は、マイナスになってしまうことがあります。

     

    「毎週1回先生のお家で練習するだけなので、いつまでたっても弾きたい曲が弾けるようにならない。」

    「後から入ってきた小さい子に抜かされた。」

    「毎回先生に練習していないと怒られる。」などということになると、子どもは自分への自信を無くしてしまいます

     

    家でピアノの練習することが負担になる家庭の場合ピアノを習うことは向いていないかもしれません。

    ある程度の費用がかかる

    家庭で練習するには楽器が必要です。

    最近では安くて性能の良い電子ピアノもありますし、「電子ピアノでもいいですよ。」と言ってくれる先生も増えましたが、やはりアコースティックピアノでなければ教えないという方針の教室もあります。

     

    電子ピアノで習うにしても、最低数万円の出費は覚悟しなければなりませんし、習い始めれば楽譜代や発表会の費用なども必要になるでしょう。

    ピアノは、子どもが趣味の範囲で習う分にはそれほど高額な費用がかかる習い事ではありませんが、ある程度の費用がかかるため、

    とにかくお金は使いたくない。」という考えの家庭だと習い始めても継続が難しいかもしれません。

    子供の習い事にピアノを選ぶのは、長所も多くありとてもオススメ!

    ピアノを習うには、ある程度の予算と家での練習が必要になるものの、

    音感が良くなる。」「音楽が好きになる。」「一生の趣味・特技が身に着く。」など様々な長所もあり、とてもおすすめの習い事です。

    辛いことがあったときに好きな曲を弾くことで、自分の心を慰めることもできます。

    お子さまとピアノとの出会いが、きっとお子様の人生をより楽しく、幸せにしてくれることでしょう。

     

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