オーボエは息が余る楽器?リードを作るのが本業?特徴について解説!

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    オーボエは息が余る楽器?リードを作るのが本業?特徴について解説!

    こんにちは、今回はオーボエについて解説していきたいと思います。

    オーボエが有名な曲といえば、チャイコフスキーの「白鳥の湖」であったり、モーツァルトのオーボエ協奏曲なんかも有名ですね!

     

    (のだめカンタービレを知っている人は、オーボエの黒木くんが吹いていた曲がオーボエ協奏曲です!)

     

    オーボエの特徴

    オーボエは木管楽器であり、2つのリードを上下に組み合わせ振動させて音を出す「ダブルリード族」に分類されます。 同じ楽器にはファゴットがありますね!

     

    また、オーボエの出す音はとても哀愁ある音色とされており、オーケストラや吹奏楽では旋律を担当したりソロを担われることが多いパートとなっています。

    オーボエとはもともとフランス語で高い木を意味するhautboisが語源となっています。

    高い木というのはつまり大きな音を出す木管楽器としてオーボエと呼ばれるようになっていきました。

    実際にオーボエはダブルリードによって出る太く心のある音が特徴的でホールで旋律を響かせることが多いです。

     

    オーボエは息が足りないことは絶対にない?息が余る理由とは?

    オーボエは、息が余る楽器として認知されています。

    息が余るとは、言葉の通り楽器に息を吹き込んでいるときに息が余ってしまい苦しくなるという減少です。

    シングルリードやエアリードであるフルートなどは息が余るということはなく、息が足りなくなることはよくあります。

    しかしオーボエはその反対、息が余るのです。



    なぜ息が余るのか

    オーボエを吹くと息が余る理由はダブルリードという発音体にあります。

    オーボエは円錐形の一本の木であり、ダブルリードの構造上リードとリードの狭い空間に息を吹き込んで音を発音します。その狭い空間というのがポイントで、ここに息を入れる際に非常に繊細なコントロールを要するのです。

    息が余ってしまうのはリードとリードの狭い空間に息を流しているから

    初心者の方であればオーボエのダブルリードによる圧力であったり抵抗感にすぐに慣れることが難しいです。

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    練習時間よりもリード制作? リードが命な楽器

    オーボエ奏者というのは、練習するよりもリードを作っていると言われるほどリード制作に力を入れています

    なぜなら、オーボエはリードがもたらす変化が著しく大きいからです。

    リードの設計によってアンブシュアであったり音程、発音のしやすさなど全てが変化します。 またリードは木でできているため湿度によってもその都度吹き心地が変化します。 そのためオーボエ奏者にとって天気というのはその日のコンディションを左右する重要な要素であり、天気が悪い日は雨によって当然リードの吹き心地が変わりますので基本的にオーボエ奏者はイライラしています。(リードが変わってしまう)

    対策として、リードケースに湿度調整剤をいれたり、雨の日用に軽めのリードも作っておいたりします。

     

    オーボエが活躍する曲

    いかがでしたでしょうか、オーボエは非常に繊細な楽器でありながら苦労の末に出す音色は非常に魅了されるものです。

    そんなオーボエが活躍する曲をまとめましたのでぜひ聞いてみてください。

    オーケストラ モーツァルト オーボエコンチェルト

    吹奏楽 祈りの鐘



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