クラシック音楽は敷居が高い、と感じる方もいるかもしれません。
でも、実はクラシック音楽を題材にした漫画は沢山あります。アニメ化や映画化された漫画もあります。
今回は、特におススメの漫画を4つ紹介します。
それでは見ていきましょう!
クラシック音楽が題材の漫画でオススメな作品
・新川直司作「四月は君の嘘」
かつては天才ピアニストと言われていた有馬公正が、才能豊かなヴァイオリン少女と出会い、再びピアノと向き合い成長する姿を描いた人気漫画です。
公正は母親を亡くしたことでピアノが弾けなくなってしまい、暗い日々を送っていました。
しかし、自由奔放な宮園かをりと出会ったことで、公正の運命が変わります。
甘酸っぱい青春ストーリーなのですが、演奏シーンでは、漫画なのに音が聴こえてくるような迫力があり感動的です。テレビアニメ化もされました。
・一色まこと作「ピアノの森」
ピアノの才能を見出されたカイこと一乃瀬海が、ピアニストとして世界へ挑戦する姿を描いた漫画です。こちらもテレビアニメ化されました。
やんちゃなカイは、森に捨てられたピアノをオモチャ代わりにしていました。ある時、学校の音楽の先生や同級生がカイの才能に気づいたことで、カイはさらにピアノの腕を上げていきます。そして17歳になったカイは、ついに世界最高峰であるショパン・コンクールへ挑むのです。
感動的な漫画ですが、テンポよくストーリーが展開されるので一気に読み進めることができます。子ども時代のシーンでは、無邪気な男の子たちの姿や表情も可愛らしく楽しめます。
・さそうあきら作「マエストロ」
スポンサー企業が倒産したことで解散したオーケストラの団員たちが、謎のおじいちゃん指揮者、天道徹三郎の元に再結集する感動ストーリーです。破天荒な天道の指揮に翻弄されながらも、バラバラだった団員たちは結束し、素晴らしい音楽を作り上げていきます。
団員それぞれの人間模様や、オーケストラの楽器事情なども丁寧に描かれていて、色々な思いから1つの音楽が出来上がっていくのが感じられます。
映画化もされ、松坂桃李さんや西田敏行さんが出演したことでも話題になりました。作者のさそうあきらさんの作品には、他にもピアノを題材とした人気漫画「神童」があります。
・二ノ宮知子作「のだめカンタービレ」
10年以上前になりますが、テレビドラマ化され、後に映画化もされた大ヒット漫画です。
「のだめ」こと野田恵と、のだめが恋する相手であり、指揮者を目指す千秋真一を中心に、音楽漬けの日々を送る音大生の姿がコミカルに描かれています。
のだめが散らかった汚部屋で寝グセ頭のままピアノの練習に明け暮れる様子などが明るく描かれ、楽しく読みながら元気をもらえる漫画です。
のだめ以外にもたくさんあるクラシック音楽の漫画たち
いかがでしたでしょうか。テレビやネットでも話題になった作品も多いので、タイトルを聞いたことがある漫画もあったと思います。
気になった漫画があれば、ぜひ気軽に手に取って読んでみてくださいね。