バッハの作品数は1000曲越え?その中から名曲を厳選して紹介!

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バッハの作品数は1000曲越え?その中から名曲を厳選して紹介!

バロック時代にドイツで活躍した、ヨハン・セバスチャン・バッハの作品についてご紹介します。

バッハは「音楽の父」と呼ばれ、65年の生涯で1,080曲もの素晴らしい作品を残しました。

教会オルガニストも務めていたことから、オルガン曲や教会音楽を数多く作曲しています。

今回は、この中から、特に有名なバッハの代表作をご紹介しましょう。

バッハがいなければ今の音楽はない!?音楽の父と言われた作曲家

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バッハの名曲たちを5曲紹介!

・無伴奏チェロ組曲第1番より「プレリュード」

深みのある音色のチェロが、美しいメロディを豊かに歌い上げる一曲です。

難易度は易しめのシンプルな曲ですが、それゆえに演奏者それぞれの個性が表れる曲でもあります。

色々なチェリストの演奏を聴き比べするのも、違いを感じられて楽しいですね。

[youtube id=1_hCit5sNXY]

・管弦楽組曲第3番より第2曲「アリア」

ヴァイオリンの4本ある弦のうち、G線だけで演奏されることから、「G線上のアリア」とも呼ばれています。

ですが、これはバッハの意図したことではありませんでした

後世の演奏家がこの管弦楽曲をヴァイオリン独奏に編曲した際、移調してG線だけで演奏できるようにしたので、その呼び名が生まれました

心が安らぐ、ゆったりと美しい曲です。

[youtube id=thQWqRDZj7E]

・トッカータとフーガ

バッハが数多く残したオルガン曲の中でも、最も有名な一つです。バッハが教会のオルガニストだった頃に作曲されたとみられます。

冒頭の激しいトッカータは誰もが耳にしたことがあるでしょう。

それに続き、ヴァイオリンを思わせるようなフーガが演奏されると、重々しい和音で曲が締めくくられます

トッカータとは即興的に細かい音を演奏する楽曲、フーガとはメロディの追いかけっこをする楽曲のことです。

[youtube id=Ymw_VUivErk]

・主よ人の望みの喜びよ

「心と口と行いと生活で」という教会カンタータ(礼拝で演奏される器楽付きの声楽曲)の最後の曲であり、本来は合唱曲でした。

現在ではオルガンやピアノ、管弦楽でも演奏され、世界中で親しまれています。

音階を滑らかに上がったり下がったりしながら、穏やかなメロディが絶え間なく流れ続けます

バッハらしいそのメロディは、神へ捧げる祈りのように感じられます。神秘的な優しさに包まれたまま、静かに終わりへ向かいます。

[youtube id=OjC9UuA45y0]

・マタイ受難曲

キリストが十字架にかけられる受難の物語であり、演奏時間が3時間もかかる超大作です。

エヴァンゲリスト(ナレーター)がストーリーを語る合間に、アリアや合唱が織り込まれて物語が展開していきます。

バッハの死後、長く演奏されませんでしたが、19世紀にメンデルスゾーンによって復活上演され、曲の魅力が再認識されました。

受難のコラール「おお、血と涙にまみれし御頭」や、アリア「神よ、あわれみたまえ」、「愛ゆえにわたしの主は死のうとしています」など、美しい名曲が数多く含まれています

[youtube id=P3OcPLf7Kyo]

バッハの名曲と作品数についてまとめ

今回ご紹介したのは、バッハが残した約1,080曲の中のほんの一部です。

この他にも、バッハの作品には名曲が沢山ありますので、気軽に聴き始めて、ぜひお気に入りの一曲を見つけて下さいね。

 

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