クラシック音楽の有名なオーケストラ曲を15曲紹介!全部知っていましたか?

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クラシック音楽に興味があるけれど、何から聴いて良いのかわからない……。

そんなあなたに、今回はオーケストラで演奏される名曲を厳選して紹介します。

誰もが「このフレーズ聴いたことある!」と思えるメジャーな作品をピックアップしたので、ぜひ楽しみながら聴いてくださいね。

この記事では、オーケストラで演奏される名曲を厳選して紹介していきます!

目次

クラシック音楽の世界の「オーケストラ曲」とは?

ところで、オーケストラ曲とはどんな楽曲のことを指すのでしょうか?

ここでは、まず「オーケストラ曲」について簡単に解説します。

管弦楽団によって演奏される楽曲のこと

オーケストラとは、弦楽器(ヴァイオリンやチェロなど)、管楽器(フルートやトランペットなど)、打楽器(ティンパニやシンバルなど)で編成される「管弦楽団」のこと。

この管弦楽団が、指揮者のもとで演奏する楽曲オーケストラ曲と呼びます。

「オーケストラ」とは、弦楽器・管楽器・打楽器で編成される「管弦楽団」のこと

クラシック音楽のオーケストラ曲の主な種類

さらにオーケストラ曲は、演奏する曲によりさまざまなジャンル(演奏形態)に分かれています。

今回は、その中でも代表的な演奏形態について紹介しますね。

交響曲

交響曲とは、一般的に「多楽章から構成される管弦楽曲」を指します。

ひとつの大きな曲がいくつかに分かれていて、それらのひとつひとつを「楽章」と呼び、基本的に三〜四楽章で構成されているのが特徴です。

交響曲とは、三〜四楽章で構成されている管弦楽曲のこと

交響詩

交響詩は、作曲家リストが創始したと言われている形式です。

基本的に一楽章形式で切れ目なく演奏される楽曲が多く、物語や絵画、風景などが音楽で表現されています。

交響詩とは、単一楽章で物語物語や絵画、風景などが音楽で表現された曲で、リストが創始した

協奏曲

ピアノやヴァイオリンといったソロ演奏者とオーケストラが協演する楽曲協奏曲と言います。

主に三楽章で構成されており「カデンツァ」と呼ばれるソロ演奏者の独奏が入るのが最大の特徴。

「カデンツァ」の演奏中はオーケストラの演奏も止まり、ソロ演奏者の華やかな演奏が聴けるので、クラシックコンサートでも人気の高い演奏形態と言えるでしょう。

協奏曲とは、ソロ演奏者とオーケストラが協演する楽曲で、ソロ演奏者の華やかなカデンツァが聴きどころ

組曲

もともとは、いくつかの舞曲を組み合わせたオーケストラ曲のことです。

それぞれのテーマを持つ楽曲を組み合わせ、全体でひとつの作品になります。

時代の変化により舞曲だけでなく、さまざまな曲を自由に組み合わせて作られた作品も組曲と呼ぶようになりました。

組曲とは、さまざまな曲を自由に組み合わせてひとつの作品としているオーケストラ曲のこと

序曲

序曲とは、オペラなどが始まる最初にオーケストラだけで演奏される曲のことを言います。

これから始まる物語の中へ誘う雰囲気の曲調が多く、観客の気分を盛り上げてくれる役割の曲です。

楽曲内では、物語内の重要なメロディーが使われていたりもします。

序曲とは、オペラなどが始まる最初にオーケストラだけで演奏される、物語の中へ誘う雰囲気の曲

クラシック音楽の有名なオーケストラ曲15選

それでは、誰もが一度は聴いたことのある有名なクラシック音楽のオーケストラ曲定番を15曲紹介します。

聴きどころも解説しますので、動画と合わせて楽しみながら聴いてみてくださいね。

時代と音楽の関係がわかりやすいように、作曲家の生年順で掲載しています。

モーツァルト「フィガロの結婚〜序曲」

歌劇「フィガロの結婚」のために作られた序曲であり、モーツァルトの楽曲の中でも絶大な人気を誇る作品。

華やかなメロディーと軽快なテンポが、これから始まる喜劇の雰囲気をとても良く表現しており、聴いているだけでワクワクしてきませんか?

モーツァルトらしい優美で爽快感あふれる一曲です。

ベートーヴェン「交響曲第五番『運命』第一楽章」

聴いたことがない人はいないのではないかと言えるほど有名な曲です。

冒頭の「ダダダダーン」というフレーズは「運命がドアをたたく音」を表しており、少しずつ形を変えながらですが、すべての楽章でこのフレーズを聴くことができます

第一楽章だけでなく、ぜひ他の楽章もこの「ダダダダーン」を意識しながら聴いてみてくださいね。

メンデルスゾーン「夏の夜の夢〜結婚行進曲」

結婚式といえばこの曲ではないでしょうか?

冒頭のトランペットのファンファーレから始まり、華やかで幸せなメロディーが、聴き手の期待感を高めてくれます。

華やかすぎて現代の結婚式ではあまり使われていないのかもしれませんが、新郎新婦が入場する際の音楽にふさわしい豪華絢爛な一曲と言えるでしょう。

ワーグナー「ワルキューレの騎行」

テレビや映画などでよく使用されている楽曲です。

楽劇「ワルキューレ」の楽曲のひとつであり、ワルキューレと呼ばれる乙女たちが天をかける様子を表現しています。

ホルンやバストランペットによる力強いメロディに「かっこいい!」という感想を持つ方も多いのではないでしょうか。

ちなみに、ドライブ中に聴くと興奮状態になり、事故を起こしやすい危険な音楽に選ばれているようです……!

オッフェンバック「天国と地獄(地獄のオルフェ)〜序曲」

聴き始めは「聴いたことがないな?」と思うかもしれません。

しかし、この序曲は三部構成になっており、特に有名なのは第三部。(動画7分14秒あたりから)

運動会で使用されることの多いこの曲は、第三部が始まった瞬間から緊張が蘇り「急がなくては!」という気分になること必至です。

そんな第三部以外も明るく美しいメロディで飽きることなく聴けるため、ぜひ通しで聴いてほしい楽曲です。

スメタナ「わが祖国〜モルダウ」

日本でも合唱曲として有名な「モルダウ」

音楽の教科書にも載っていたので、知っている人も多いのではないでしょうか。

作曲者のスメタナは、故郷を思いながらこの曲を完成させました。

モルダウ川とそれをとりまく自然や風景が音楽で表現されています。

美しく壮大で少し切ないメロディーが心に残る素晴らしい一曲です。

シュトラウス「美しく青きドナウ」

クラシック音楽の中でも定番のワルツ。ワルツの定番曲としても有名なこの曲は、オーストリアのウィーンを拠点とするウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサートで必ず演奏される定番曲です。

とても優雅なワルツ曲ですが、実は戦争に大敗したオーストリアの人々を鼓舞するために作られました。

そんな背景を頭に置いて聴くと、作曲家が音楽に込めた気持ちがわかり、また違ったふうにも聴こえてくるかもしれません。

ブラームス「ハンガリー舞曲第五番」

ハンガリー舞曲は全部で24曲あり、特にこの第五番が非常に有名です。

ジプシー音楽の特徴が取り込まれており、エキゾチックな雰囲気の曲調になっています。

目まぐるしく変化するテンポや、強弱の違いに注目しながら聴いてほしい作品です。

ビゼー「カルメン〜闘牛士の行進」

「一部のフレーズだけ有名なクラシック音楽」はたくさんあります。

しかしこの曲は「最初から最後まで聴いたことがある!」という方が多いのではないでしょうか。

スペインらしい情熱的で明るい雰囲気、そして闘牛士をイメージさせる自信に満ちたメロディは、聴き手を圧倒させます。

冒頭から大活躍のシンバルとトライアングルのダイナミックな演奏にも注目です。

ムソルグスキー「展覧会の絵〜第一プロムナード」

もともと、ムソルグスキーがピアノ曲として作曲したものですが、後にラヴェルがオーケストラ曲として編曲したものがとても有名になりました。

今回紹介する曲もラヴェル編のものです。

出だしは堂々とした一本のトランペットから始まり、途中から他の管楽器や弦楽器が次々に登場していきます。

テレビなどでもたびたび耳にする、壮大なイメージと重厚感のあふれる楽曲です。

チャイコフスキー「くるみ割り人形〜花のワルツ」

チャイコフスキーのバレエ曲は「白鳥の湖」も有名ですが、今回は最も華やかと思える「花のワルツ」を選曲しました。

聴き手も思わず踊り出したくなるような軽やかなワルツ曲です。

まるで花びらが宙に舞っているような優雅でキラキラした情景が浮かびませんか?

ラストに向けたクライマックス部分も壮大で圧巻です!

グリーグ「ペール・ギュント〜朝」

戯曲「ペール・ギュント」のために作られた作品で、朝の清々しい空気感を感じられる名曲です。

最初はフルートのメロディーで静かに始まりますが、同じメロディーを弦楽器が一斉に奏で出す場面は、まるで陽光が差し朝霧が晴れていくかのよう。

ぜひ、さわやかな朝に聴いてほしい一曲です。

ドヴォルザーク「交響曲第九番『新世界より』第四楽章」

力強く迫力のあるこの曲は、ドヴォルザークの代表曲であり、オーケストラコンサートでも良く演奏される曲のひとつです。

「遠き山に日は落ちて」という歌の原曲でもある第二楽章のメロディが途中に盛り込まれているので、ぜひ意識して聴いてみてください。

最初から最後まで飽きずに聴ける不朽の名作と言えるでしょう。

エルガー「威風堂々」

まさに「威風堂々」というタイトルがぴったりの行進曲です。

特に有名なのは、途中からテンポがゆっくりになる部分でしょう。(動画2分4秒あたりから)

この部分に歌詞をつけた「希望と栄光の国」という曲が、イギリス国民に第二の国歌として親しまれているんですよ。

聴いているだけで前向きな気持ちになれる、そんな魅力を持った楽曲です。

ラヴェル「ボレロ」

バレエ「ボレロ」のためにラヴェルが作った楽曲です。

スネアドラムという太鼓が最初から最後まで同じリズムを叩き続け、そこにいろいろな楽器が重なり合い、勢いと華やかさを増していきます。

すべてが重なった!と思うのもつかの間、最後の最後で一気に崩れ落ちてしまう様は圧巻なので、ぜひ最後まで聴いてもらいたい一曲です。

クラシック音楽の有名なオーケストラ曲~まとめ~

今回は、クラシック音楽初心者でも知っているような、楽しく聴けるオーケストラ曲を中心に紹介しました。

同じ曲でも演奏する楽団によって、まったく違うように聴こえてしまうのもオーケストラの魅力のひとつ。

今回紹介した曲をいろいろな楽団で聴き比べてみるのも楽しいかもしれません。

紹介した曲以外にもすてきなオーケストラ曲がたくさんあるので、ぜひいろいろ聴いてみてくださいね。

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