クラシック音楽は人気がない理由は敷いが高いから?

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「音楽の中で、クラシック音楽は人気がないジャンル」と思っている方はいませんか?

確かに「クラシック大好き!」と言う方は多くないですね。今回は、クラシック音楽は人気がないと言われる理由を考えてみましょう。

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目次

クラシック音楽に人気がないと思われる理由は3つ

なぜクラシック音楽は人気がないと思われるのでしょうか。

それは、「クラシック音楽を苦手」と感じる人が多いからではないでしょうか。

そこで、多くの人がクラシック音楽に苦手意識を持つ理由を3つ挙げてみます。

 

①敷居が高い

「音楽イコール高貴な音楽」と捉える人も多いですよね。

確かに、クラシック音楽のコンサートでは、お行儀よく座って真面目に聴く、というのがマナーです。演奏者が一生懸命練習してきた音楽を聴いてもらうためですが、少し堅苦しいですね。

流行りのポップスをカラオケで歌った方が楽しめますし、ストレス発散にもなります。

 

でも実は、クラシック音楽は私たちの身の回りに溢れています。

テレビCM、バラエティ番組、お店のBGMなどなど・・。それらのほとんどが、100年、200年以上前に作られた音楽です。敷居が高いイメージはあるけれど、クラシック音楽には、長年聴き継がれるほどの価値ある曲が沢山あるのです。

 

②演奏時間が長い

ポップスの演奏時間は、だいたい3~5分程度ですよね。

一方、クラシック音楽の演奏時間は、数十分かかかる曲も珍しくありません。

長いですよね。なぜこんなに長くなるのか、それは、クラシック音楽は作曲家が魂を込めた芸術作品だからです。特にオペラやオーケストラの交響曲などは、1時間を超えるような大曲もあります。

 

でも、クラシック音楽でも、数分で聴き終わる名曲も沢山あります。

実際、作曲家自身が気晴らしのために作った曲も沢山あります。

また、数種類のオペラの中から人気の歌曲だけを集めたCDもあります。

まずは短い曲からどんどん聴いてみれば、お気に入りの曲がきっと見つかるはずです。

 

③歌詞がないのでよくわからない

歌を聴くとき、歌詞が日本語であれば、歌手が訴えかけてくるメッセージをダイレクトに受け取ることができますよね。

声楽曲は別として、楽器だけで演奏されるクラシック音楽には詞がついていません。何が言いたいのかわからない、と感じる方もいるかもしれません。

 

でも実は、歌詞がないからこそ、演奏者の心の動きがダイレクトに音に表れるのです。クラシック音楽の演奏者は、ただ音符通りに弾いているわけではないのです。「この和音を美しく響かせたい」「ここで苦しみの感情を爆発させたい」こんな風に考えながら、一つ一つの音を大切に弾いています。

ですから、クラシック音楽を聴くときは、その演奏を心で受け止めてみてください。「わあ、この音キレイ」「すっごく悲しいメロディだなあ」のように、何か感じることがあるはずですよ。

 

人気がないと言われるクラシック音楽:まとめ

クラシック音楽はポピュラー音楽ほど人気がない理由について解説しました。

「クラシック音楽は、作曲家が魂を込めて作った芸術作品なんだな」と、理解していただけたら嬉しいです。

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