吹奏楽の作曲ソフトはなにがオススメ? 大手3種類比較してみた!

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    吹奏楽の作曲ソフトはなにがオススメ? 大手3社を比較!

    こんにちは、今回は吹奏楽の作曲をする際のソフトはなにがオススメかをまとめていきたいと思います!

     

    吹奏楽は小編成から大編成まで人数の幅はさまざまです。

    しかし、扱う楽譜の段は小編成であっても10段は裕に超えることでしょう。

    MuseScoreなどの無料の楽譜清書ソフトもありますが、やはり色々な制約もあり実際に本格的なものを書こうとすると物足りない部分が様々です。

     

    有料ソフトであれば、細かい楽譜の調整もできますし簡単に綺麗な譜面を書くことができるのが魅力です。

    そんな、有料の楽譜清書ソフトですがどれが一番吹奏楽の作曲に適しているでしょうか?

    今回はランキング形式で見ていきたいと思います。

     

    吹奏楽の作曲ソフトオススメ 第1位《Sibelius》

    気になるオススメの第一位ですが、断トツでSibeliusです。

    昔はSibeliusも発展途中で同じぐらいのシェア率を誇るFinaleには一歩遅れを取っているような存在でした。

    しかし、改良が加えられ操作性の簡潔さだけでなく細かいデザインにも手が行き届くようになり、まさに非の打ちどころがないような状態です。

    そもそもSibeliusは「直感的に操作ができる」というのがコンセプトです。

    その操作性というのは一度慣れてしまうと他の作曲ソフト、楽譜清浄ソフトが使えなくなってしまうといっても過言ではないほどのものです。

    実際の体験談ですが、筆者は人生で初めての楽譜ソフトがSibeliusでした。

    その後、諸事情によりFinaleを使う事にもなるのですが、その操作性の違いに悩まされました。

    どっちも使うようになってからしばらく月日は経ちますが、やはり自分の手になじんで使えるなと感じるのはSibeliusです。

    また、Sibeliusは楽譜のレイアウトをある程度自動でやってくれるという点が長所に挙げられます。

    細かい設定をしないでもそれなりに美しい楽譜を作ることができるため、非常に効率よくスピーディーに楽譜を作ることができるのが特徴です。

     

    Sibeliusの良い点

    ・直感的な操作なので効率良くできる!

    ・何もしなくても綺麗なレイアウトで楽譜が書ける!

    Sibeliusの悪い点

    ・レイアウトにこだわりが強く、本当に細部までこだわりたい場合はちょっと不利

    ・値段が高い

     

    第2位 作曲ソフトの王道《Finale》

    続いて紹介するのはFinaleです。

    言わずと知れたこのソフトですが、一昔前までは圧倒的シェア率を誇っていました。

    どの仕事のどのジャンルの人もFinaleを使用していたといっても過言ではなく、Finaleを使えないなら作曲関係の仕事なんて辞めとけ と言われていたほどです。

    それほど業界ではメジャーなソフトだったので、ソフトに関する知識交換というのは行いやすかったというのがあります。

    Finaleはなんといっても細かい部分まで自分で設定できるという点が魅力であり、楽譜上のことならFinaleでできないことはないレベルです。

    その分先ほど紹介したSibeliusに比べると操作性の複雑さはデメリットと言えるでしょう。

    しかし、完璧にマスターしてしまえば本当に怖いものなしのツールとも言えます。

    また、Finaleは使用者の多い作曲ソフトであるためGoogleなどで検索して出てくる情報量が多いこともメリットの1つです。

    分からないことがあれば、検索すればすぐにヒットするので調べながら覚えていくことができます。

    Finaleの良い点

    ・圧倒的使用率で不明点があれば検索ですぐ情報を得れる

    ・細部まで融通がきき、レイアウトをとことんこだわれる

    Finaleの悪い点

    ・細かいことができる分、操作が結構複雑

    ・「簡単に」綺麗なレイアウトを作るのには向いていない

     

    第3位 唯一の国内産《スコアメーカー》

    第3位はスコアメーカーです。

    このソフトはあの大手楽器制作会社であるKAWAIが制作しています。

    純正の日本産ということもあって、日本人向けとも言えるでしょう。

    なんといっても大手企業のソフトというところが長所であり、サポートなどを手厚くしていただけるのが魅力です。

     

    しかしながら、使用率的にはさほど多くもなくまだ浸透しきっていないというのが現状かなと思います。

    ソフトの能力的にできることは上述のFinaleやSibeliusと大差はありませんが、やはり痒いところに手が届きにくいと言った印象もあります。

    メイドインジャパン、カワイブランドに惹かれる所がある場合はぜひともオススメしたいツールの1つです。

    スコアメーカーの良い点

    ・国内産なので日本人を向けて制作されている

    ・操作が完結でわかりやすい故に、教育向け

    スコアメーカーの悪い点

    ・他2社に比べると圧倒的に使用者が少なく、情報量が少ない

    ・楽譜をとことんこだわりたい場合は不向き

    まとめ:吹奏楽の作曲ソフトはSibeliusがオススメ!

    いかがでしたでしょうか、総合的に見ても今はSibeliusがオススメとなっています。

     

    昔からFinelaを使用していた人でも、Sibeliusを使ってみて慣れていった時にFinaleに戻るととても苦労してます(笑)

    少し前の時代はSibeliusじゃ行き届かない箇所もあり、Finaleが最強と言われていましたがSibeliusも改良を進め、良くなってきています。

     

    勿論、Finaleやスコアメーカーにも長所はあるためSibeliusが一番優れていると言うことはできません

    どのソフトも体験版を使うこともできるので、1通り使ってみるのも良いでしょう。

     

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