今回は、結婚式にふさわしいクラシック音楽をご紹介します。
きっと結婚式でよく聴くクラシック音楽が含まれていると思うので、ぜひ音源を聴きながら楽しんで読んでみてくださいね。 また、結婚式でクラシック音楽を使おうと考えている人はこの中から検討してみても良いかもしれません。
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結婚と関連するクラシック音楽をまとめて紹介!
・ワーグナー作曲 「婚礼の合唱」
結婚式の曲と言えば、まずはこの曲がおなじみですね。新郎新婦が入場するシーンで、よくオルガンで演奏されます。もともとはオペラ「ローエングリン」の中の1曲で、結婚式のシーンで歌われる合唱曲です。ですが、オペラの中では、その後カップルが別れてしまう展開なので、本場ヨーロッパの結婚式ではあまり演奏されていないようです。
・メンデルスゾーン作曲 「結婚行進曲」【一番有名】
ワーグナーと同じく、結婚行進曲としておなじみですね。ヨーロッパの結婚式では、こちらの方が演奏される機会が多いようです。シェイクスピアの戯曲「真夏の世の夢」のための音楽の1曲です。この曲が王族の結婚式で演奏されたことで人気に火がつき、結婚式の定番曲となりました。
・リスト作曲 「愛の夢」
タイトル通り、うっとりするような甘い名曲です。ゆったりと愛を語るメロディが流れ、中盤からは熱い感情があふれ出るように盛り上がります。それが過ぎ去り、最初のメロディが戻りますが、まるで夢の名残のように淡く、静かに音楽は閉じていきます。
・エルガー作曲 「愛の挨拶」
ヴァイオリンで演奏される名曲であり、クラシック音楽をあまり知らない人でも聞いたことがある人が多い曲です。。イギリスの作曲家エルガーが、妻アリスと婚約する際に、アリスのために作曲してプレゼントした曲です。まさに結婚式にふさわしい曲ですね。ピアノやヴァイオリンの指導もしていたエルガーは、教え子である8歳年上のアリスと出会い、アリスの親族の反対を押し切る形で結婚したのです。甘くロマンチックなメロディを、ヴァイオリンが感情いっぱいに奏でます。
・プッチーニ作曲 「私のお父さん」
オペラ「ジャンニ・スキッキ」の中で歌われるソプラノの歌です。若い娘が父親に、結婚することを許してほしいと感情たっぷりに歌います。歌曲のため、クラシック音楽感がより満載です。
指輪を買いに行きたいの、愛が報われないのなら私はベッキオ橋からアルノ川へ身を投げてしまいます、と父親に懇願するのです。短い曲ですが、とても美しい名曲です。
Youtubeはこちら https://www.youtube.com/watch?v=xBHR5isebXg
・サティ作曲 「ジュ・トゥ・ヴ」
音楽界の異端児と呼ばれたフランスの作曲家、サティの代表作の一つです。この可愛らしいワルツを、耳にしたことがある方も多いのではないのでしょか。「ジュ・トゥ・ヴ」とは、「あなたがほしい」「あなたが大好き」という意味です。結婚式にぴったりのおしゃれな曲ですね。
まとめ:結婚式とクラシック音楽は相性が良い!
結婚式でよく流れているクラシック音楽を6曲ご紹介しました。
最後に紹介した、サティのジュ・トゥ・ヴなんかはクラシック音楽の中でとても有名というわけではなく、知る人ぞ知る名曲であるため、選曲するとお洒落に感じる人も多いかもしれません。
幸福感いっぱいの曲ばかりでしたが、耳慣れた曲もあったと思います。もし結婚式を挙げる機会があれば、ぜひ参考にしてくださいね。